前のブログ記事にも出てきましたこの木の実
公園でたまたま落ちていたのを拾ったのですが、
家にかえって鞄から取り出してみたら
なんとまぁいい匂いがするではないですか。
ちょっと刺激的な柑橘系の香り。
うーん。
これなんだろう。
ジンの香りに近いからジュニパーベリーかな〜
と思って調べてみたのですが、見た目が違っていました。
なんだろなんだろと、ずっと気になっていたものの
展示会の準備で忙殺されてうやむやになっていたところ
来てくれた友達が、会場に飾ってあったその実を見て
「カラスザンショウ!」と。
思わぬところから答えをいただいたのでございました。
この「
カラスザンショウ」、
調べてみたところ、ミカン科の植物で
細長い葉を持ち、木の幹に特徴的な棘があります。
この香りを好む人は実を集めて香袋にするそうです。
やってみたい・・・
ということでうろ覚えで実が落ちていた場所を散策し、
妖しげに地面を見つめたり、木の幹をじーっと見たりして
二度目にして見つけました!
ひゃっほう!
葉は落葉しかけてましたが、幹には立派なとげ。
そして周りにはすでに実の落ちきった房がいくつも落ちていました。
早速拾って嗅いでみると・・・.
あまりにおわない・・・
一歩遅かった!
あ〜残念〜
でも、なんだか宝探しのような感じで
とっても楽しかったのでした。
実の艶のある黒も美しいけれど、
ところどころに入った紫色がこれまたいい色で、
どこか官能的な雰囲気を感じます。